テニス肘(外側上顆炎)について

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目次

こんなお悩みはありませんか?

  1. 肘や前腕に痛みや違和感を感じる方はいませんか?テニス肘では、肘や前腕に鈍痛または激しい痛みが生じることがあります。
  2. 物を持ち上げたり、握る動作が辛くなったり、難しいと感じることはありませんか?テニス肘の特徴的な症状として、物を握る動作や持ち上げる動作が困難になることがあります。
  3. 日常生活やスポーツで肘や前腕の痛みが影響を及ぼしている方はいませんか?テニス肘の症状が日常生活やスポーツでの活動に支障をきたし、生活の質を低下させることがあります。
  4. 肘や前腕の痛みが夜間や安静時に悪化することはありませんか?テニス肘では、特に夜間や安静時に痛みが増すことがあります。
  5. 肘の外側に腫れや熱感を感じることはありませんか?テニス肘によって、肘の外側に腫れや熱感が生じることがあります。

はなやま鍼灸整骨院の「テニス肘」の施術の流れ

テニス肘とは?

テニス肘(テニスひじ)は、肘の外側に痛みや違和感が生じる症状のことを指します。正式な医学的用語では「外側上顆炎(がいそくじょうかえん)」と呼ばれます。テニス肘は、テニスをすることで起こるという意味ではなく、テニスプレーヤーによく見られることからこの名前がつきましたが、テニスをしない人でも発症することがあります。

主に腕の外側にある「外側上顆(がいそくじょうか)」と呼ばれる部位に炎症が生じることで痛みが発生します。これは腕を使った運動や手の動きを頻繁に行うことによって、特にグリップを握る動作が多いテニスなどのスポーツでよく見られますが、パソコン作業や肘を使う日常生活の動作によっても引き起こされることがあります。

テニス肘の主な症状は、肘の外側に鈍痛または激しい痛みが生じることです。特に物を握ったり持ち上げたりする動作が困難になることがあります。また、症状が悪化すると夜間や安静時にも痛みを感じることがあります。

テニス肘は、適切なケアや治療を行うことで改善することがありますが、放置すると慢性化する場合もあるため早期の対処が重要です。理学療法や鍼灸治療、薬物療法、ストレッチやエクササイズなどが一般的な治療法として用いられます。また、テニス肘の予防には適切な姿勢の保持や腕の筋肉の強化、無理な動作を避けることが効果的です。

テニス肘の原因は?

  1. 過度の腕の使用: 特に手首や前腕の運動が多いスポーツ(テニス、ゴルフ、卓球など)や肘を多く使う職業(結束作業、コンピュータ作業など)をすることで、肘の外側の組織に過度の負荷がかかり、炎症が生じることがあります。
  2. リピティブストレイン: 同じ動作を繰り返し行うことで、肘に負担がかかります。例えば、テニスのフォームや振り方が悪かったり、コンピュータ作業でマウスやキーボードを長時間操作することが挙げられます。
  3. 筋肉の不均衡: 腕の筋肉のバランスが崩れることで、特定の筋肉に過度な負担がかかることがあります。例えば、前腕の筋肉や手首の筋肉が十分に強化されていないと、肘に余計な負荷がかかることがあります。
  4. 年齢: 年齢とともに筋肉や靭帯の弾力性が低下するため、中高年層になるとテニス肘のリスクが高まることがあります。
  5. その他の要因: 腱の損傷や炎症性の疾患、姿勢の悪化などもテニス肘の原因として挙げられます。

テニス肘の症状は?

  • 肘の外側に痛み: 肘の外側に鈍痛または激しい痛みが生じます。特に肘を使う動作をする際に痛みが増すことがあります。
  • 前腕の痛み: 肘の痛みと同時に、前腕の筋肉や腱にも痛みが生じることがあります。特に手首や指を使う動作で痛みが強く感じられることがあります。
  • 痛みの悪化: 物を握ったり、持ち上げたりする動作が辛く、痛みが悪化することがあります。特に握力を使う動作が困難になることが多いです。
  • 夜間や安静時の痛み: 夜間や安静時にも肘の外側に痛みが生じることがあります。特に寝返りを打つ際や手首を使わない姿勢での安静時に痛みが増すことがあります。
  • 痛みの放散: 肘の痛みが前腕や手首に広がることがあります。特に前腕の外側や親指側に痛みを感じることが多いです。
  • 握る動作に困難さ: 物を握る動作や持ち上げる動作が難しくなることがあります。グリップを握る際に痛みを感じることが特徴的です。

テニス肘に対しての鍼灸治療のメリット

  • 痛みの緩和: 鍼灸は痛みを和らげる効果があります。テニス肘では、肘の外側に痛みが生じることがありますが、鍼灸によって炎症を抑え、筋肉の緊張を緩和し、痛みを緩和することができます。
  • 炎症の抑制: テニス肘は炎症が主な原因となる症状です。鍼灸は体内の炎症を抑制する効果があり、腱や筋肉の炎症を和らげることで症状の改善に役立ちます。
  • 血流の促進: 鍼灸は血流を促進する効果があります。血流が改善されることで、肘部に栄養や酸素が運ばれ、修復が促進されることがあります。
  • 筋肉の緊張解消: テニス肘では、周囲の筋肉の緊張が症状を悪化させることがあります。鍼灸によって筋肉の緊張をほぐすことで、肘への負担を軽減することができます。
  • 自然治癒力の促進: 鍼灸は身体の自然治癒力を高める効果があります。テニス肘に対しても、体内のバランスを整え、自然治癒力を高めることで回復をサポートします。
  • 副作用が少ない: 鍼灸は非侵襲的な治療法であり、一般的に副作用が少ないとされています。薬剤の使用や手術を伴わないため、安全性が高い治療法として利用されています。
  • 個別化された治療: 鍼灸治療は個々の状態や症状に合わせたカスタマイズされた治療計画を立てることができます。鍼灸師は患者の症状や体質を考慮し、適切な鍼の刺激の強さや場所、セッションの頻度などを決定します。
  • テニス肘の場合、鍼灸治療は他の治療法と併用することも可能であり、個人の状態や好みによって効果が異なる場合があります。専門の鍼灸師との相談を通じて最適な治療プランを見つけることが重要です。ただし、症状が長期間続く場合や重度の場合は、医師や専門家に相談することをおすすめします。

テニス肘の一般的な治療方法

  • 休息と安静: 症状が出たら、まずは肘を休めることが重要です。テニスや他の肘に負担のかかる活動を一時的に避け、安静にして炎症を軽減させます。
  • 温湿布や温熱療法: 肘に温湿布や温熱パッドを貼ることで、血行を促進し、筋肉の緊張を緩和します。温熱療法は痛みの軽減やリラクゼーション効果があります。
  • 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の使用: 医師の処方により、NSAIDsなどの炎症を抑える薬を使用することで、痛みや炎症を軽減します。ただし、長期的な使用は避けるべきです。
  • 理学療法: 理学療法士によるエクササイズやマニピュレーションを受けることで、筋力や可動域の改善を図ることができます。また、姿勢の改善や日常生活のアドバイスも受けることができます。
  • カウンターフォームの使用: エルボーサポーターやカウンターフォームを使用することで、肘の負担を軽減し、痛みを緩和することができます。
  • ストレッチと強化運動: 周囲の筋肉の強化やストレッチを行うことで、肘の負担を分散し、テニス肘の改善に役立ちます。
  • 鍼灸治療: 鍼灸はテニス肘の症状を緩和する効果があります。炎症を抑えたり、筋肉の緊張を緩和することで症状の改善に寄与します。
  • エコーイメージガイド下の治療: 精密な診断を行い、炎症部位に鍼や注射を行う治療法です。
  • これらの治療方法は個別に利用する場合もありますが、複数の方法を併用することでより効果的な結果が得られることもあります。テニス肘の症状が続く場合は、専門の医師や理学療法士、鍼灸師に相談し、適切な治療プランを立てることが重要です。
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